職場でカミングアウトしていないとき
更新日:10月10日
職場でカミングアウトしていないのは、境界線であったり、安全のための計画であったり、ただの習慣であったりします。その三つすべてのこともあります。チームビルディング研修に私生活を差し出す義務はありません。かといって、毎週月曜日に架空の彼女の話をでっちあげなければならないのもおかしなことです。このページは、職場をクローゼットにも舞台にもせずに働く必要がある、大人のゲイやバイセクシュアルの男性のためのものです。
実際のリスクを把握する
会社のプライドのロゴより、法律、業界、在留資格、取引先、そしてあなたの上司が誰かのほうが重要です。6月のレインボーは、人事への申し立てを誰が聞くのかを教えてはくれません。敵対的な国にいる場合や、雇用主がスポンサーのビザで働いている場合は、職場をリスクの高い場として扱ってください。詳しくは敵対的な国でゲイやバイセクシュアルの男性として暮らすを参照してください。
プライドの写真が同僚のスマートフォンに届いたら何が起きるか、自分だけのメモに書き出してみてください。答えが「気まずい冗談を言われる」なら、それに合った計画があります。答えが「仕事か国を失う」なら、まったく別の計画が必要です。
スピーチのいらない境界線
デートの話を断ることはできます。「パートナー」という言葉や、性別のわからない名前を使うこともできます。事情を知っていて、会議で「うっかり」アウティングしたりしない味方をチームに一人つくることもできます。国境や取引先で見られても困らないロック画面にしておくこともできます。
うわさ話を永遠にコントロールすることはできません。でも、燃料を与えないようにはできます。怒りにまかせて全員に一度にカミングアウトするのは、ほとんどの場合、戦略とは言えません。カミングアウトとは?に書いたことはここでも同じです。伝えるのは情報であって、人格を入れ替えることではありません。
話すと決めたら
相手、タイミング、言葉を選んでください。スライド資料は必要ありません。ただし、何かを変えてほしいのか(福利厚生、夫を連れての出張、デスクに飾る写真)、単に嘘をやめたいだけなのかは、自分でわかっておく必要があります。話したあとの反応は、何も変わらないこともあれば、詮索されることも、もっと悪いこともあります。差別が始まったら記録してください。地味な作業ですが、それが訴えの土台になります。
その職場があなたを受け止められないなら、それは一つの判断材料です。あなたが「プロらしい」かどうかの判定ではありません。
